久しぶり。

 久しぶりの更新。

 もう夏期休業に突入してしまった。

 そして論文の締め切りが刻一刻と迫る中,雑用の山・・・。
留学生は帰るし(私はチューター),何かとイベントはあるし,
『天然木デスクキャビネット付き高級感ただよう重厚な木製デスク』
も今日,配達される予定だし,
帰省に向かって部屋の掃除はしなくちゃいけないし・・・。

はー。

一番の気がかりは机。
当たったのはいいんだけど,椅子もないし,部屋に置く場所もなし。。。
『なんて計画性がないんだ,私。なんでそんなのに応募したんだろうか。あーばかばか。
いや,単に机が欲しかっただけなんだ。でも本当に当たるだなんて思ってなかったし。
そうだよね,よく考えたら机なんてものに応募する人,そうそういないよね,
しかも「重厚な木製デスク」だもんね,応募するときにあらかじめ部屋のスペースとか部屋の雰囲気との兼ね合いとか考えるよね。はあ,よっぽど競争率が低かったからあたったのかもしれない,,,』なんて考えたりもする。

しかし机の配達は待ったなし。
配達予告をくれたお兄さんにも
「重いんで,一回ですませたいんで,時間には必ずいてくださいね」
と言われ・・・。

今日の夕方6時,その時がやってくる。
「どうしよう。」
この一言につきる。

そうじゃないけど,そうかもしれない。。。

一日中,家でごろごろしてて何となくブルーになったので,
10時前からスタバへ向かった。

 タゾチャイティーラテ 氷なし ミルク多め を頼む。

10時から11時までにどれくらいテクストを読み進められるかやってみる。
が。

両隣の学生の話がうるさいし,男臭いしでかえってイライラする。
しかも,その学生達は同じグループらしく,私をまたいで話をするし,さらに落ち着かない。
それでも何とか読み進めて11時。
終了。

 しかし,,ここからがかなり問題だった。。。
人通りの少ないアーケードで,自転車にふ〜と乗った瞬間,

「自転車おりてくださーい!」

ああ,,,警察。
さささーっと周囲の数人が自転車から降りる中,
なぜか警官衆が私のところへ。

???
と思っているところ,彼らのお目当ては私の自転車だった。。。

自分の自転車を盗まれて以来,私は過去先輩が放置していった自転車に乗っている。もともと鍵はかかっておらず,誰でも好き勝手に乗っていた自転車でだったので,「もらってもいーんじゃない?」という周囲の後押しでいただくことに。

ただ,籠ナシ鍵ナシ,防犯登録ナシのぼろぼろ自転車だったがため,
盗難車と間違われ,車体番号をチェックされ,盗難届がだされているか確認され,,,
私がこの自転車をゲットした経緯を細かく説明する羽目に。

 「この自転車,どうしたの?」
「え,先輩からもらいました?」
 「先輩ってなんていうひと?」
「え,,分かりません。(いや,これじゃやばい)あ,これは私の研究室のかなり前の先輩が・・云々」

 ・・・結局,私の疑いは晴れ,
「ちゃんと防犯登録してね。あと,ちゃんと車体付きの鍵をつけてもらわないと,
 こういう風にまた呼び止められちゃうかもしれないから。」
 「はい,,,すみません。」

 ということで,やっと解放。とおもいきや。。
「ああ!」
 「ぅえ?(まだ何か!?)」
「ここはー,アーケードだから自転車には乗らないよーに,よろしくね!」
 「はぁ,,はーい。」


ああ,,なんだかとても悪い気分。
盗んだわけじゃないけど,確かに放置していった先輩から直接もらったわけではない。
つまり,泥棒じゃないかもしれないけど,泥棒かもしれない。
うーむ。
とにかく防犯登録をしよう。

ぐー。

 眠い眠い眠い眠い眠い,,,
うわわわわーーーーーーーん。。
チオビタ飲もう。

 今日を乗りきったらまた明日。
明日を乗りきったらまた明後日。

つきない。。。


(一分後)
 チオビタなかったー,,
誰か飲んでる。。
もーうそー!!!
信じられない。
くそー今日一日がチオビタないせいでダメダメだったら
恨んでやるー。
うー。

頭痛と○振。

 今,○振の書類を書いている。
今年から5月中旬の締め切りとなった。
それをずっと知らなくて,というか思い切り目のつくところに張り紙をしてあったのだが,そういうものこそ見逃すのが常です。
先生が慌てて私に連絡をよこしたものだから「何事ー?」という感じだったんだけど,
私にとっては一大事だった,,,涙。
 これがダメだったら他の口を探さなければ。
というか,これが一番いいんだけどなあ,,,。

 私のやっている研究は,独創性,という観点ではずば抜けていると思う。
でも,それを上手く表現することがなかなか難しく,ともすると今までの研究を単に否定しているだけ,とも受け取られかねない気がする。
書き方に気をつけなくては。
あと一歩,なんだよなー,,,いつも。
発想だけ良くても,他が伴ってないとダメだ。

さて,ともいう私の先生は,延々これのお世話になっているかなりの強者である。
いったい,国からいくらのお金をもらっているのだろうか。
羨ましい限りだ。
そのおかげで私も研究書を多数かってもらっているので,本当にありがたい。
ただ。
そのお金を自分で捻出できたらどんなにか素敵だろう。

取りあえず,明日までに体裁だけは整えなければ。
こうやって経験を積みつつ,業績を重つつ,pdでとれたら最高かなあ。
でも,その前に留学したいからどっかの奨学金にアプライしないと。
あ。というか。
○振に出す前から弱気じゃダメじゃんか,私。

いやだよー(愚痴)!

 私は,自分で言うのもなんだけど,他人への許容量はそこそこあると思う。
別の視点から言うと,他人に無関心,といえるかもしれないけど。
とにかく,私に迷惑でなければ,基本,それぞれのスタンダードを容認することはできているような気はするし(理解はできなくとも),むやみな人格批判はまずしない(悪口は別としても)。

でもでも。
私だって他人についての愚痴を言いたくなるときが(実は最近よく)ある。
愚痴はけっして悪口ではない。悪口は根拠がなくても言いまくれるが,
愚痴は多少なりとも根拠がないといえない。

 最近,後輩のTくんが増長していて手に負えない。
元から手に負えないキャラだったわけだが,最近はとみに手に負えない。
今年度から同期が2人いなくなり,後輩が1人はいってきた。
したがって,押さえ役が1人しかいなくなったのもその原因かもしれないが,
手に負えない度数急上昇のほとんどはTくんそのものの増長がもとである。

増長の内容をここに書くとなるとかなり気持ちが萎えてくると思うので,もう書かない。
けど,この日記を書いているうちに書いちゃうかも。はー。

 その増長っぷりは,Tくんの指導教員K先生までを巻きこみ,先生を疲労困憊させるまでに至った,,,(Tくん,あるいみ強者すぎる)。
にもかかわらず,Tくん自身はK先生のためを思って,という尊大な間違いを犯している。

 また,Tくんは「僕って正論しか言わないから敵も多いんですよね」
と言っているが,これもまた甚大な間違いである。
正論しか言わないから,ではなく,他人についての想像力が極端に欠如しているだけである。
さらに,自分のスタンダードが王道だと信じてやまない,意味不明な自信のせいである。
 それが元でTくんは内外に多くの矛盾をまき散らしている。
にもかかわらず,全く自分を見つめ直そうとはしない。話していると頭が痛くなる。
とりあえず,彼の話の矛盾点を丁寧に説明してあげると,
「人間に矛盾があるは当然」とか「自分を上手く説明できないから勘違いされて困る」
などというが,それは違う(少なくともTくんの場合)。
Tくんは自分の望む通りに人が話をきき,理解を示し,Tくんの理想とするTくん像を持ってもらいたいだけである。それはムシが良すぎるうえに,今のTくんのやり方では到底むりな話といわざるをえない。

 さらにさらに,Tくんは「僕って,けっこうナイーヴなんですよ〜」という。
確かにTくんはナイーヴである。が,センシティヴではない。
という本音を,ある席で思わず言ってしまった。
横にいたK先生が「それきついなあ〜」と苦笑いをした瞬間,Tくんの顔色が変わったので,慌てて「じょーだんじょーだん」とその場をおさめたことがあった。

無神経な人間は無神経だからこそ,我慢の限界にきた周囲から「無神経だ」ときっぱり言われるまで分からないのである。無神経ではない人間は「無神経だ」と言われる以前に自分の言動を振り返ることができる。というか,そもそも無神経ではない人間には「無神経だ」といわれる機会もないし作らないのである。
「無神経だ」といわれて傷つかない人間はほとんどいないだろう。
それはTくんも然り。しかしながら,Tくんには「無神経だ」といわれるに至ったこの事態そのものを真摯に受け止めて欲しい。が,無理だった,,,涙。
繰り返しになるが,Tくんは結局,自分にしか関心がないため,他人への想像力が異常に欠如しているのである。
したがって,傷ついているのは自分だけ,などという強烈な勘違いを自分のなかでは確信的なこととして認識し,自分を肯定し,自分を慰め,周囲に場違いな怒りをぶつける。

 自分で自分を肯定できる人間は強いし,確かにそうすることは必要だと思う。
ただ,一人で生きているわけではないのである程度の相対性をもってほしいと強く思う。。

と,ここまで書いていて何なんだけど,Tくんは決して悪い人間ではない(心根では)。
ただ,「真性」のわがまま人間で,超単純な人だと思う,,,。
それがみんなにとって良く作用すればいいのだが,残念ながら今のところ真逆である。

はあ,本当に最近は疲れるよー!
だれかに私の役目(Tくん押さえ役)を変わって欲しい。

’’Assumez l’Histoire’’,,,l’un l’autre.

 突然だが,中国の各地で反日デモが高まりをみせている。
 ただ私には(もしくは多くの人にも,または実際にも)
 中身のないデモにしかみえない。
 デモ参加者を鑑みるにつけ(まあテレビでのみだけど),
少なくとも「大多数の」彼らにとってこのデモは殆ど「意味」をなさないだろうとしか思えない。
内外在どちらにおいても。。


 研究室のCちゃんは,中国大使館で働いている友人から
「身辺の安全に気をつけて!」というメイルをもらっていた。

 また,Cちゃんの出身地でもある上海でも反日デモが起きたことにショックを受けていた。

 さらにエミリーが昨日「中国人に気をつけて!」と
ホストファミリー宅の子供から言われたらしい。

 これらの話をするCちゃんは少し涙ぐんでいた。
 
 Cちゃんは頭がよい。
 冷静に反日デモの構造やここまで拡大した経緯を分析し,
中国人(主として若年層)の心性・実情について話していた。

 結局,本質的な犠牲者となるのは,一部の(もしくは大部分の)教育もなく情報もえられない中国人(教育があったとしてもその内容が問題),そして,何をも知ろう考えようとしない中国人と日本人なのだろうか。
彼らが相対的に大多数であればあるほど未来への不安度がます,,個人的に。

 まあそれで,実質的・短絡的な被害をうけたり傷ついたりするのは,
時としてCちゃんのように高潔な留学生だったりする。

 
 私は中国人が嫌いではないし,むしろCちゃんという友人に出会えたことをとても感謝している。
他方で,(誤解をおそれないでいえば)中国人(政府)は本当に「バカ」だと思う
(いってしまえば日本政府も)。
「バカ」と思うことについては本当に暗澹とした気持ちにもなるし,
安直な自分に嫌気を感じたりするけど,この感情は否定できない。
もどかしさとか焦燥感とか諦めとかいらだちとかを表出させたらこういう言葉になった。
だから,ただあるからあるものとして,忘れないようにとりあえずここに書いておこうと思った。
 研究者を目指してるくせに,たいしたコメントはできないけど,まあこれが私だから仕方がない。
私って何をかいても内省的な日記になるなあー。よっぽど自分が好きか嫌いかなんだろう。

おわり

追:題名はle monde.frから引用。