今からお風呂に入ります。

 このところ祖母の調子が良いという知らせが入る。

 少し安心する。
 刹那的である。


 彼の祖母のお葬式が終わった。

 彼は「いい葬式だったよ」といった。
そこにどういう実感があるのか私には分からなくて,
なんとこたえたら良いのか,「そっか」としか言えなかった。




 
 サイクル,といったような大局的な視点で身内の死を見つめることは,
正しいのかな。

正しいような,仕方がないような,それがなきゃ前に進めないような,
何かを忘れてしまうような。