ゆっくり。

 ゆっくりゆっくり いろんな事が崩壊していくように感じる。

 私の人格とか思想とか,そこから表出する言動が小さな波紋をいくつも広げ,
 大きな揺れになっていきそうな気がする。


 表面が揺れている不安定な状態を誰かにみられるのは怖い。
 それをもってfixedな「私」を定着させないで欲しい。

 つまり,私は自分に自信がない,ということなのだろう。

 自己が崩壊することで,他人の評価に自分を寄せていくような,
 反発しつつもそこに居場所を作ってしまうような,そんなのは嫌いだ。
 むしろ憎悪する。

 どうして人は一方的なものの見方しかしないのだろうか。
 あたかも矛盾する・相反する思考や人格が自身の中にあってはいけないように。
 いや,自分には認めても他人にはそれを認めない。
 限られたコミュニケーションの中で 何がわかるの?

 どうして
 自分の思考に余地をもてない・もたない人がおおいのだろう。

 不思議でならない。
 経験主義者であるならば,あればあるほどpendingの大切さ,
 断定することの怖さを知っているはずなのに。